特集・コラム

バンド・サウンド向上委員会 episode 1(1ページ目)

スピーカーを“良い音”で鳴らす方法、教えます
〜「良い音が良い演奏につながる」の巻〜

スピーカーを“良い音”で鳴らす方法、教えます

〜「良い音が良い演奏につながる」の巻〜

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皆さんは練習やライブのときに、スピーカーでボーカルや楽器の音を出すことがあると思います。そこで質問です。“良い音”鳴ってますか?

「そんなこと考えたこともないなぁ」なんて方も多いかもしれませんね。でも頑張って練習したのによく聴こえなかったり、「何か音が気持ち悪いなー」なんてお客さんに思われたら残念すぎますよね。

そこで本誌では「バンド・サウンド向上委員会」を結成、委員長にPAエンジニアの紅谷亮次さんをお迎えし、“音”が良くなるさまざまなノウハウを教えていただくことにしました。

その第1回のテーマは「スピーカーの音を良くする」です。取材には埼玉平成高等学校 軽音楽部の皆さんにご協力いただきました。

Introduction 
軽音楽部にお邪魔しました

そもそも本企画は、埼玉平成高等学校の軽音楽部で顧問をされている市野昇先生が、 「軽音楽部のPA機材では、どれくらいの良い音で演奏できるものなのでしょうか?」と本誌編集部に相談していただいたことが、きっかけでした。

同校の軽音楽部は、視聴覚室で日頃の練習や他校との合同ライブ、文化祭ライブなどを行っているそうです。また、ミキサーの操作は部員の皆さんが交代で担当されているとのこと。しかし、普段出している音で本当に良いのかどうかについては確信を持てていなかったそう。

そこで今回は学校にお邪魔して、紅谷さんによるPAセミナーを開催することとなりました(写真)。

 

band_01.jpg

HINT!
“PA”とは?

PAとは、ざっくり言えば“たくさんの人に伝わるように大きな音を出すこと”という意味です。ライブ会場で音を出すのも、校庭で先生方がマイクを使って話すのも、どちらもPAです。

ですから、“PA機材”と言えばライブ用のスピーカーやミキサーなどを指しますし、“PAシステム”はスピーカーやミキサーなどを接続した機材全体のことを指します。

またレコーディングやミキシングなども含めて、音を調整する職業の方を“サウンド・エンジニア(あるいは単にエンジニア)”と言いますが、その中でもPA機材を操る方を“PAエンジニア”と呼びます。

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band_beniya.jpg【バンド・サウンド向上委員会 委員長】
紅谷亮次さん

ソウルでポップなバンド、Wabi_Sabiのベーシスト/DJをメインに活躍される一方で、レコーディング、ミックス、そしてPAまで手がけるエンジニアとしてもマルチに活動中。Glenn Music(グレンミュージック)代表。

Wabi_Sabi:http://wabisabi.dip.jp/
Glenn Music:http://www.glennmusic.jp.net/

 

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