産学協同授業など実践重視のカリキュラム

キャットミュージックカレッジ専門学校は、個人レッスンを中心とした実技系の授業が多いのが特色の1つだ。それは実践を重視した同校の校風とも言える。一流アーティスト、業界スタッフを招いた定期講座「サポーターズ・プログラム」では、第一線で活躍する面々が実践に即した授業を行っており、評判を呼んでいる。過去にはビリー・シーンやテリー・ボジオらが指導にあたった「ゲスト・クニリック＆セミナー」など特別授業も充実。また、Pro Tools、など録音機器のトップ・メーカーであるアビッド社のオーソライズド・トレーニング・パートナーに選ばれており、音響エンジニア専攻では同社の最新機器を使い、実際の現場同様の授業を展開。「産学協同特別授業」では、サマーソニックや京都大作戦などの音楽イベントにスタッフとして学生が参加、企業との共催でイベントを企画・運営するなど、実践の場面を多く設けている。学科・専攻を越えて自由に受講できる「オープン授業」も人気だ。これは同校の教育システムの充実ぶりを物語っていると言えるだろう。