本学では、自分のもっとも得意とする音楽分野を専門的に学びながら、他の音楽分野の技術や知識も身につけ、豊かな付加価値を持つ音楽人を育てていきます。声楽、ピアノ、管弦打楽器、作曲、音楽学、キリスト教音楽などから自分が専門とすべき分野を1、2年次の間に選択し、それを中心に自分のカリキュラムを作っていきます。そればかりでなく、学群内の他の専修や他学群の科目の中から関心のあるものを履修し、自分だけの学習プログラムを組み立てることができます。キリスト教音楽分野では、大学の授業としてはめずらしいパイプオルガン、オラトリオ、ゴスペル、ハンドベルを自由に履修できます。
3年次からは自分の方向を見据え、ひとつの主科に絞り、専攻演習、卒業研究を経て完成を目指します。また、音楽史や音楽理論、音楽マネージメントなど、講義系科目を主に学び、学問として研究を積み上げていき、卒業論文作成を目指すカリキュラムを組むこともできます。
音楽実技のレッスンは第一線で活躍する教員が丁寧に指導する密度の高いものです。