芸術学部音楽学科は、教育目標を達成するため、以下の方針のもと教育課程を編成、実施しています。
1. 正統的な演奏技能の教授を実現するため、原則として個人レッスンまたは少人数制の実技教育を行なう。2. 学生の演奏技術の進度や資質に対応して、各年次や学期別の課題を設定する。3. 1、2年次においては「音楽概論」、「音楽史」、「ソルフェージュ」、「和声法」、「合唱」、「副科ピアノ」等の必修科目を通して音楽の基礎能力と基礎教養の定着を図る。4. 2~4年次には「室内楽」、3年次には「研修旅行(ヨーロッパ)」や各コースの特色ある選択科目、また「音楽史研究A(鍵盤音楽史含む)、B(オペラ史含む)、C(管弦楽史含む)」をコース別の選択必修科目として設定し、専攻分野に関する専門的教養の充実を図る。5. 4年次の「卒業演奏」および「卒業研究」において4年間の学習成果を統合し、音楽家、教育者、研究者としての自律を図る。6. 芸術学部の特色を生かした音楽・美術の両領域にまたがる共通科目「芸術文化論I・II」や「共同制作演習A(舞台)」、「共同制作演習B(映像)」を設定し、西洋芸術に対する総合的な感性や知識を養成する。