器楽(ピアノ、オルガン、ヴァイオリン・ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)、声楽、作曲の各専攻について、それぞれの資質や学習経験に応じた丁寧な個人レッスンで学びます。アンサンブルの学習も充実しています。ソルフェージュ、和声法、合唱、副科ピアノを通して、音楽の専門的な訓練のベースになる力を確実に身につけます。また、西洋音楽史を学ぶことにより、演奏に取り組む音楽作品の成り立ちや時代による特徴を理解します。
専攻の学習をさらに豊かにするため、民族音楽学、日本音楽史、鍵盤音楽史、声楽史など、多様な音楽の姿を学ぶとともに、副科としてさまざまな楽器に取り組んだり、オーケストラに参加したり、指揮法を学んだりします。卒業後の進路に具体的に結びつく学習をします。教育現場で必要な楽器(和楽器を含む)や、教師として教えるための指導法、鍵盤楽器による即興的な伴奏の力を身につけたり、社会の演奏会を企画し実践する活動の体験的学習に取り組んだりします。