“業界力”を磨けるエンターテイメント&クリエイティブの総合校
専門学校 九州ビジュアルアーツ

 音楽、写真、映像、メイク、ダンスなどエンターテイメント&クリエイティブの分野で数多くの学科と専攻を持つ東京ビジュアルアーツは、大阪、名古 屋、福岡にグループ校を持つ総合専門学校。さまざまな分野/立場の人間が関わり合うプロの現場同様の体験を通して、実際の業界の仕組みを学びながら、音楽 業界で働く人間としての力=業界力を養うことを目標としている。

 特徴的なのは、学科の垣根を超えて行われる授業「コラボレーションカリキュラム」。例えばライブを開催する場合、ミュージシャン学科の学生が出演 し、スタッフ・ワークを音響・コンサート学科が担当、フライヤーの制作をマスコミ・映像学科が担当するなど、各学科が協力して1つのプロジェクトを完成さ せていく。自分の専門分野に加えて、他分野の「ゼミ」を受講できる「エクステンション講座」も総合校ならではの魅力で、幅広い知識と技術を得ることができ る。デビュー&就職への対策も万全で、学生それぞれの希望に沿うようにオーディションや学内レーベル(下欄参照)、業界セミナー、インターンシップ制度、 企業説明会などを数多く行っている。目指す進路が明確な人には特に恵まれた環境であると同時に、自分に合った将来の目標を探す場所としても最適な学校だと 言えるだろう。

充実のスクールライフ

学内オーディションでデビューへの道を開く

実際のライブさながらの雰囲気で行われる「スーパーライブオーディション」には、学内オーディションで選ばれた学生が出演。約80社のメジャー・レーベルやプロダクションが審査を行い、グランプリ受賞者にはデビューのチャンスが与えられる。このオーディションからのデビュー実績も多く、学生たちの目標の1つとなっている。

本格的な設備でスペシャリストを育てる

学生が現場に出た瞬間からスペシャリストとして活躍できるように、学内の設備はすべて完全プロフェッショナル仕様。ライブハウス、イベントホール、レコーディングスタジオ、音楽制作実習室、レッスン・スタジオなどは、常に最新の機材を完備している。これらは授業以外でも開放されており、作品制作や練習などに思う存分活用できる。

学内プロダクションやレーベルでスタッフも育成

在校生が運営する学内レーベル「 BINARYSTARRECORDS」と、アーティスト・プロモーションを行う「プロダクション・ビジュアルアーツ」を設置。在学中からアーティスト発掘やCD制作/販売を実践的に学べるほか、プロのライブやイベント制作に関わるチャンスが豊富に用意され、音楽ビジネスを総合的に学ぶことができる。

在校生/卒業生/講師からの声

体験レッスンだけでも納得させられることが多かった
大久保和樹さん/東京ビジュアルアーツ ミュージシャン学科 ヴォーカル専攻 1年

僕は大学を卒業して就職もしたのですが、30歳になるまでに今しかできないことをやろう、後悔を残したくないという思いから、東京ビジュアルアーツに入学しました。学生時代から社会人になっても知り合いとバンドを組んだりしていて、常に音楽は身近な存在でした。でも、社会に出ていろいろなことを学ばせていただいて、自分がこれまでに溜め込んできた気持ちを音楽で表現しきれていないことに気づいたんです。そう思ってからの決断は早かったです。ビジュアルアーツを選んだ理由は、実技やライブが多いこと。結局、目指すのはそこですからね。先生方もスタッフも相談しやすい人ばかりですし、学ぶ環境としては申し分ないと思っています。まだ入学したばかりなので、本格的な勉強はこれからですが、オープンキャンパスの体験レッスンだけでも、歌うときの姿勢や見せ方などについて指摘をいただき、納得させられることがたくさんありました。これからどう変わっていけるか、本当に楽しみです。将来はバンドのボーカリストとして活動しながら、他のアーティストに楽曲を提供したり、幅広く活動できる人になりたいと思います。そして、人生を面白く生きていきたいですね。

他のパートの先生から言われる意見も勉強になります
森川紗也香さん/東京ビジュアルアーツ ミュージシャン学科 ギター専攻 2年

私はSCANDALのMAMIさんに憧れて、自分もあんなギタリストになりたいと思ってギターを始めました。それでいくつか音楽学校のオープンキャンパスに参加したんですけど、ギターは入学希望者がたくさんいて、あまりちゃんと見てもらえないところが多かったんです。でもビジュアルアーツは、わからないところを1つ1つ丁寧に教えてもらえたし、学校の雰囲気も良かった。初めて来たときから“ここだ!”という気持ちがあったので、入学を決めました。ミュージシャン学科では月に1回ライブがあるって、各専攻の先生から、良かったところや注意点をいろいろ言ってもらえるんです。そこではドラムとかボーカルの先生の意見も、他のパートからどう見られているかを知ることができるので、とても勉強になります。そこから翌月のライブに向けて、何をどうやっていくかを考えるんです。2年次からは自分の演奏をレコーディングする実習もあるので、楽しみです。ギターを始めたきっかけがSCANDALさんなので、将来はやっぱりガールズ・バンドで成功したいと思っています。これから音楽の道を目指す皆さんも、周りの人に何を言われようと、一度きりの人生を後悔のないように、諦めないで頑張ってほしいです。

まだ知られていないアーティストをデビューさせるのが目標
小堀優美さん/東京ビジュアルアーツ 音響・コンサート学科 プロダクション&マネジメント専攻 2年

もともと制作側の仕事に興味があって、高校を卒業したら音楽系の専門学校に行くと決めていたんです。それで何校も体験入学に行って、一番自分に合うと思ったのがビジュアルアーツでした。両親からは、音楽業界なんて不安定だからと最初は少し反対されましたけど、私は音楽が好きで興味もあったから説得して、今では応援してくれています。学校での経験で役に立ったと思うことはたくさんあります。たとえば「スーパーライブオーディション」は、外部の企業さんを招いてミュージシャン学科の生徒のオーディションをするんですけど、私たちが制作スタッフとして企画から進めていくのがとても勉強になります。ほかにも、プロモーションの案を考えたり、レコーディングの機材を触ったりと、実際の音楽制作に関わることを幅広く経験できるのがうれしいです。将来はA&Rの職に就きたいと思っていて、世の中に知られていないアーティストやバンドを1から育ててデビューさせてあげたいというのが目標です。今も学校外で、あるバンドのスタッフをさせていただいていて、そこでも学校で学んだ経験が活きていると思います。もちろん、実際に業界に入ってから知ることもたくさんあると思いますけど、今の新鮮な気持ちを持ち続けて、いろんな企画や面白いことを考えていきたいです。

お客様の視点を忘れずにさまざまな仕事をしていきたい
レーベル・スタッフ/斎藤和希さん(クラウン徳間ミュージック販売株式会社)
東京ビジュアルアーツ 音響学科(現 音響・コンサート学科)プロダクション&マネジメント専攻 2013年卒業

(※2015年度学校案内の内容を再構成しています)
中学生のころからライブを観るのが大好きで、自分が行ったライブのチケットをノートに貼り、セットリストと感想を書き続けています。だから、最初に興味を持ったのはイベント制作でした。人と関わることが多い音楽業界で仕事をするには、コミュニケーション能力が重要です。私はもともと人見知りだったんですけど、ビジュアルアーツ在学中のイベント制作でいろんな学科の人を巻き込み、たくさん話をしたことで人見知りを解消できて、会話もうまくなりました。今の会社では、J-POPやビジュアル系ロック、サントラなどを扱っていて、その中から自分の担当作品をCDショップに営業するのが私の仕事です。ショップの本部担当者と交渉しながら、提示した枚数を超える発注が届いたときは“やった!”という気持ちになります。でも忘れてはいけないのは、CDを手にする人の喜ぶ姿。そんなお客様の視点を忘れず、さまざまな仕事をしていきたいです。これから業界を目指す人は、失敗してもいい学生時代だからこそ、できるかどうかわからないことにもチャレンジしてほしいです。たとえ腰が引けてしまっても、実際にやってみることで自分の長所や短所をはっきり自覚できるはずですから。

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