1981 年に設立されたミューズ音楽院は、ポピュラー系の音楽学校として日本で初めて認可を受けた音楽学校。その伝統から、B’z の松本孝弘(g)を筆頭に日本の音楽シーンを牽引するミュージシャンを数多く輩出した実績を持つ。
ミューズ最大の特長は、実践を重視した“ライブ主義”にある。特に注力しているのが、音楽活動をするうえで欠かせないコミュニケーション力を鍛えるバンド・アンサンブルの授業「ライブ・ディスカッション」だ。また、ライブに強い=長く活躍できるミュージシャンの育成を目指して、チケットノルマといった金銭面を支援する「ライブサーキット」という音楽奨学金も制定。プレイヤー以外の専攻でも“ライブ主義”の理念は貫かれており、音楽総合芸術科は 1 年次からイベントやライブの現場に立ち会い、プロの世界を肌で感じながら即戦力を鍛え、クリエイター志望者は作曲の課題を数多くこなして引き出しを増やす。この教育方針により、真の実力を備えた人材育成を目指している。
就職&デビューに関しては、生徒を業界内にプレゼンする「新人開発室」、オーディションや業界就職情報を扱う「就職ルーム」が支援。業界内には卒業生も多く、ネットワークは広域だ。