今回はルシアー/リペアマンになるための教育に特化したESPギター・クラフト・アカデミー(GCA)を紹介したい。早速,同校の“アコースティック・ギター製作修理コース”の詳細を知るため,教育主任を務める高山昌宜さんに話を聞いた。
“本校ではエレキやベース製作コースも用意していますが,アコースティック・ギター科の生徒は全体の1割ほどでしょうか。年齢層は20代から60代まで,幅広いですね(笑)。就学期間は1年制の「本科」と2年制の「研究科」の2パターンがあり,1年目の授業は両科ともに木工道具の使い方,ギターの基本構造など基本的なところから教育していきます。より高度な楽器製作技法を学ぶ「研究科」の2年目では各生徒にオリジナルのギターをいちから作ってもらいます。校内には製作に必要な設備が整っており,木材も好きなだけ使えるようになっているので,生徒は自由にギターを作ることができます。興味のある人は一度説明会に来てみて下さい。入学者のほとんどは初心者なので不安がらないで大丈夫ですよ”。
(2009年1月 アコースティック・ギター・マガジン編集部)
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