今回ピックアップしたのは,京王線幡ヶ谷駅から徒歩4分,緑豊かな並木道を抜けた先にあるアン・ミュージック・スクールだ。プロとして通用する技術はもちろん,人としての成長も重視している同校。そのための独特な修学スタイルがとられている。
“現在は1年生から10年生までの,高校生から60代の方まで幅広い年齢の生徒さんが勉強しています。うちの学校は自分が納得するまで,何年でも勉強することができるんです”。
そう教えてくれたのは同校事務局長の林氏。これは1年制,2年制など定められた修学コースが終了しても,学び足りないことがあればさらに勉強ができるというものだ。
“多くの生徒は,週3〜4日通っています。マンツーマンから最大3名までのクラスで勉強していて,複数名の場合はレベル別にグループ分けしています。数ヵ月に一度カウンセリングを行ない,スキルに合わせて随時クラス替えもしていきます”。
個人かグループかも選択自由で,個人としてじっくり知識を学び,グループ・レッスンでライバルと切磋琢磨しテクニックを磨いていくという生徒も多いという。
“人間は性格もキャリアもギター・センスも全部違うので,なるべくその人に合った方法で勉強していってほしいと思っています”。
これら授業は,家で練習する時間,プライベートの時間も大切にしたいという方針から,スケジュールに合わせ柔軟に時間割りが組めるようになっている。併設されたスタジオも無料開放しているので,大音量で練習することもOKだ。
パンフレットやホームページに詳しいコースが掲載されているほか,それら以外の学科も各種用意されているので,ぜひ体験学習や説明会などに参加して確認してみよう。
“2月18日には入場無料のスクール・コンサートがあります。これを観ていただけば,アンのクオリティや雰囲気,カラーを感じてもらえると思います。ぜひ遊びに来て下さい”。
(2009年1月 ギター・マガジン編集部)
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