PART2 エレキベース編：ビギナーに最適！ 人気のハイコスパ・モデル

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PART2　エレキベース編：ビギナーに最適！人気のハイコスパ・モデル

エレキベースの試奏はこの方！

髙野清宗（Mrs. GREEN APPLE）

Mrs. GREEN APPLE（ミセスグリーンアップル）は、2015年７月にミニアルバム『Variety』でメジャー・デビューを果たした５人編成のロック・バンド。バンドのグルーブを支えるベーシストの髙野清宗さんに話題の製品を試奏していただきました。

取材／文：井戸沼尚也

Fender
MADE IN JAPAN TRADITIONAL 50S PRECISION BASS

90,000円（税抜き）　
問：フェンダーミュージック
TEL：0120-1946-60
https://shop.fender.com/ja-JP/

★プレシジョン・ベースの“渋いロック感”を再現！
★日本製ならではの作りの良さで、長く使える

［試奏コメント］

渋さがあってロック感もある、プレベらしさが満点です！

王道の“プレシジョン・ベース感”が満点ですね。僕は最近、ビンテージのプレベを使っているんですけど、そのビンテージが持っているプレベらしさ……ボトムの力強さ、太めのネックの握り具合などが、このベースにもしっかり引き継がれています。渋いイメージのモデルですが、低音がしっかり出ますし、実は激しい音楽も含めてジャンルを問わないでしょう。優等生的なジャズ・ベースと比べてプレベにはロックな魅力があるので、ぜひ弾き比べてみてください。

［注目］

ビンテージ・スタイルながら高出力のスプリット・シングルコイル・ピックアップの音が、迫力のあるサウンドを生み出す。

［COLOR］

Squier by Fender
Vintage Modified Jazz Bass

52,000円（税抜き）
問：フェンダーミュージック
TEL：0120-1946-60
https://shop.fender.com/ja-JP/

★べっ甲ピックガードの王道ジャズ・ベース！
★リーズナブルな価格と弾きやすさも魅力！

［試奏コメント］

王道の“ジャズベらしさ”を受け継いだ、価格以上の１本！

ジャズ・ベースは、プレシジョン・ベースと比べるとネックの太さが全然違うんですよ。ジャズベの方が細いんです。だから、どちらにしようか迷っている人は、できれば一度弾いてみるといいですね。それから、音作りの幅もジャズベの方が広いです。このベースは、王道のジャズベらしさをしっかりと受け継いでいますね。例えばスラップみたいなパキッとした音を出したいときにもしっかり反応してくれるので、気持ちがいいです。価格以上の魅力がありますね。

［注目］

フェンダー・デザインのシングルコイル・ジャズベース・ピックアップを搭載。ピックアップが２箇所に付いているので、プレベ以上に幅広い音作りが可能。

［COLOR］

Epiphone
Embassy PRO Bass

56,000円（税抜き）
問：ギブソンジャパン
E-Mail：service.japan@gibson.com
URL：https://gibson.jp

★絶対に目立つ！人とは違う個性的なベース！
★パワーがあって粘りのある音も独特！

［試奏コメント］

これは面白い！他と違ったベースで差をつけたい人にお勧めです！

面白いベースですね！　見た目も個性的ですが、音も個性的です。パワーがあって太くて、粘りもあって、独特な音です。中域が持ち上がっている感じですね。なんだかピックで弾きたくなります。ひずませて弾いてもかっこよさそうですね。ネックは、握りやすくて弾きやすいですよ。ボディもよく鳴っているので、弾いていて気持ちがいいですね。他と違ったベースで差をつけたい人、激しい曲をピックでガンガン弾きたいロック系の人にお勧めしたい１本です。

［注目］

クラシカルなデザインがかわいいボリュームやトーン・コントロールのノブなど、細部までこだわったデザイン。

［COLOR］

Warwick
Rock Bass Streamer NTⅠ 4

100,000円（税抜き）
問：コルグ／KID お客様相談窓口
TEL：0570-666-569
URL：http://www.warwick.jp

★驚くほど多彩な音が作れるアクティブ・サーキット！
★小ぶりなボディで取り扱いが楽

［試奏コメント］

テクニカル系をプレイしたい人やバンドを掛け持ちする人にもぴったり！

これはアクティブ（プリアンプを内蔵し、幅広い音作りとローノイズを実現した回路のこと）ですよね。パワーがあるし、エフェクターやアンプに頼らず、手元だけで多彩な音が作れるのが魅力です。とにかくサウンドを調整できる幅が広いので、好みの音が作りやすいと思います。それからハイポジションがものすごく弾きやすいので、その辺りを多用するテクニカルなプレイをしたい人や、いろいろなバンドを掛け持ちでやる人にも合いそうです。