特集・コラム

キーボード編:アルペジオでバラードを盛り上げよう

前回、バラードなどで使える「4つ打ち」の方法を紹介しましたが、1曲通してずっと4つ打ちだと、ちょっとモノ足りない感じがしてしまうかもしれません。せっかくの文化祭ですから、もっとグっとくる演出が欲しいところ。

そんなときに効果的なのが「アルペジオ」です。イントロだけ、あるいはAメロだけなど、部分的にでも取り入れると曲に広がりが生まれます。

というわけで、『はじめよう! ピアノでコード弾き』という本で、アルペジオのやり方を学んでみましょう。

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サウンドをチェック!

アルペジオの例をYouTubeにアップしました。
「カ・カ・カ・カ」というカウントが入って、「白玉」が2小節流れます。その後にまたカウントが入って、「アルペジオ」が2小節流れます。弾いて確かめてみましょう。

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サウンドをチェック!

3パターンのアルペジオ例をYouTubeにアップしました。
最初に「白玉」が流れます。その後にカウントを挟みながら、3つのパターンが流れます。

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サウンドをチェック!

「ウラから入るアルペジオ」の例と、「ウラから入って、ウラで終わるアルペジオ」の例をYouTubeにアップしました。カウントはウラ拍も鳴らしています。

HINT! オモテとウラとは?

1拍を半分に分けたものが「拍のオモテとウラ」です。例えば、1拍が4分音符だったら、等分すると8分音符2個になりますよね。そのうち最初の8分音符のタイミングを「オモテ」、2個目の8分音符のタイミングを「ウラ」と呼びます。

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keion_v3_kb_06.jpgこの本に教えてもらいました

『はじめよう! ピアノでコード弾き』

■野村美樹子、坂本剛毅 著/CD付き/定価(本体1,700円+税)

「コードって何?」というビギナーの方でも、安心してコード弾きを学んでいける本です。大きな図がたくさん使われていて、解説も大切なことがわかりやすく書かれています。実際の曲で練習できるのもうれしいポイント。CDに入っているメロディを聴きながら、コード弾きの練習ができるので、飽きずに楽しく続けられますよ。

■詳細はコチラ:https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3105217201/

特集 「文化祭を楽しもう!」

『軽音マガジン 2017 Vol.3』 トップ・ページへ