ホーム > 特集・コラム > ギター編:ギター・アンプのキホンを覚えておきましょう
ギター・アンプはエレキ・ギターの音を左右する大切な相棒。ところが、大会では普段と同じアンプを使えるとは限りません。
そこで「これさえ覚えておけば、どのアンプでも応用できる」というキホンを、『DVD&CDでよくわかる! はじめてのエレキ・ギター』という本で確認してみましょう。
アンプの種類は多彩ですが、ツマミの役割はほとんど同じです。どこを回せば、どんな音になるのかを意識しておけば、本番でもあわてなくてすみますよ。
(下の画像はクリックで拡大します)
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HINT! ツマミは「上げすぎない!」が鉄則です
「VOLUME」は「0」から上げていきます。ほかの楽器もしっかり聴こえて、自分の音も聴こえる大きさが理想。
でも、意外とこれが難しいんです。毎日の練習で、音量に気をつけて調節を繰り返しましょう。とにかく上げすぎは禁物。バンド全員でバランスを取る心がけが大切です。
また「BASS」「MIDDLE」「TREBLE」は真ん中の「5」を基準に調節するとよいでしょう。こちらも上げすぎると音量自体が大きくなりすぎたりしますので、要注意!
あとは自分が立つ位置やアンプの高さもけっこう重要ですよ。小型のアンプであれば、床に直接置くより、台やアンプ・スタンドの上に乗せた方が耳に近くなるので聴こえやすくなり、ムダに音を大きくしないで済みます。アンプの前から少しずつ離れてみて、一番聴こえやすい位置を探ってみるのもオススメです。
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HINT! 最後も「0」
シールドを抜くときも、VOLUMEは必ず0にして電源をOFFにしてからにしましょう。大会で緊張しているときは忘れがちなので気をつけて。
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サウンドをチェック!
上の画像のサウンドをYouTubeにアップしました。聴いてみてください!
HINT! チューニングも忘れずに!
アンプとは関係ありませんが、大会に備えて習慣付けておきたいことがあります。それはチューニング。
練習の前にチューニングするだけではなく、しばらく時間が経ったら、こまめにチューニングするクセを付けておきましょう。本番直前もしっかりチューニングしてください。
なお、今回取り上げた『DVD&CDでよくわかる! はじめてのエレキ・ギター』のP15にも書いてあるのですが、チューニングはペグを「しめる方向」で行うとよいですよ。いったん下げてからしめていくと、正確で安定したチューニングを行えるので試してみてください。
特集 「ステージに立つ前に知っておきたいノウハウ大集合」
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